【2025年1月30日】FOMC結果「据え置き」!今後のドル円相場のファンダメンタルズ分析

  • 公開日:2025/1/30
  • 最終更新日:
  • 【2025年1月30日】FOMC結果「据え置き」!今後のドル円相場のファンダメンタルズ分析 はコメントを受け付けていません
ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキング
ランキングに参加しています!1日1回「ブログランキング」をクリックしていただけると嬉しいです。皆様の応援が更新の励みになります。
PCモニターに「FOMC USDJPY」と描かれている

どうもです!デモトレ先生です!今日もFX初心者向けにわかりやすく解説していきます。
FRB(米連邦準備制度理事会)は、政策金利を4.25%〜4.50%のまま据え置く決定をしました。これは、インフレの再加速を警戒したためと考えられます。

パウエル議長の発言

  • 「現在の経済は好調を維持しており、利下げを急ぐ必要はない。」
  • 「関税や移民政策、財政政策の影響を慎重に見極める。」
  • 「インフレが2%目標に向かっているとは断言できず、今後のデータを重視する。」

2. 1月28日に発表された米国の経済指標結果

FOMC前に発表された重要な経済指標(耐久財受注・消費者信頼感指数)はどちらも予想を下回りました。

① 耐久財受注(前月比)

耐久財受注は、自動車・家電・航空機などの長期間使用される製品の注文数を示し、企業の投資意欲を測る指標です。

  • 予想: +0.6%
  • 結果: -2.2%(前回 -1.1% → -2.0%に修正)

2ヶ月連続のマイナスとなり、企業の設備投資が減少している可能性を示唆しています。これは景気減速のサインとなり、FRBの金融政策に影響を与える可能性があります。

② コンファレンスボード消費者信頼感指数

消費者信頼感指数は、米国の消費者が経済をどのように感じているかを示す指標で、消費意欲の高さと密接に関係しています。

  • 予想: 105.6
  • 結果: 104.1(前回 104.7 → 109.5に修正)

前回の数値(109.5)と比べて大きく落ち込み、消費者の景気に対する信頼感が低下していることが分かります。これは今後の消費減速や景気悪化のリスクを示唆しています。

3. 今後のドル円相場への影響

ドル高・円安の要因

  • FOMCで利下げが見送られたため、米国の高金利が維持され、ドル高要因となる。
  • 日銀は1月24日に0.50%の利上げを実施したが、依然としてFRBとの金利差は大きい。

ドル安・円高の要因

  • 耐久財受注・消費者信頼感指数の低迷により、米国経済の減速懸念が高まっている
  • 景気後退の兆しが強まれば、FRBが2025年後半に利下げを開始する可能性がある。

4. 初心者向けのまとめ

  • FOMCでは政策金利据え置きが決定され、利下げは当面行われない見込み。
  • 米国の経済指標(耐久財受注・消費者信頼感指数)が予想を下回り、景気減速の懸念が高まっている。
  • 2025年前半はドル高・円安傾向が継続する可能性が高いが、年後半にはFRBの利下げが意識される可能性もある。

今後のFRBの発表やFOMCの会合での発言に注目し、ドル円相場の動向を慎重に見極めることが重要です。

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキング
ランキングに参加しています!1日1回「ブログランキング」をクリックしていただけると嬉しいです。皆様の応援が更新の励みになります。

関連記事

コメントは利用できません。

カテゴリー

ページ上部へ戻る