FX・投資で勝てる人・勝てない人の特徴を徹底解説!【15年間の経験から】
- 公開日:2024/12/24
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FXや投資で利益を上げ続けることは簡単ではありません。多くの人が損失を出し、市場から退場していきます。しかし、一部の人は安定して利益を上げ、成功を収めています。では、勝てる人と勝てない人の違いはどこにあるのでしょうか?
この記事では、FX歴15年、システムトレードの開発・運用経験を持つ筆者が、長年の経験から導き出した「勝てる人」と「勝てない人」の特徴を徹底解説します。これからFXや投資を始める方、現在勝てていない方はもちろん、すでに利益を上げている方も、自分のトレードスタイルを見直すきっかけとして、ぜひ最後までお読みください。
目次
FX・投資で勝てる人と勝てない人の特徴
ここでは、FX・投資で勝つために最も重要だと考える特徴を、重要度が高い順に解説していきます。これらを意識し、改善することで、あなたも「勝てる人」に近づけるはずです。
感情のコントロールができない
投資で負ける最大の原因は、「ポジポジ病」や「ハイレバレッジ」といった危険なトレードです。そして、これらの危険なトレードを引き起こすトリガーとなるのが「感情」です。
投資では、自分の思い通りにいかないことが頻繁に起こります。特に、連続で損失を出したり、ロスカット(損切り)をしたりすると、冷静さを失い、感情的な判断をしてしまいがちです。
例えば、以下のような状況では、冷静な判断が難しくなります。
- プライベートで嫌なことがあった
- 体調が悪い
- 他人から借りたお金で取引をしている
- 生活費を切り詰めて捻出したお金で取引をしている
- 全財産を投資に回し、人生をかけた大勝負に出たが、含み損を抱えている
- 仕事を辞めて専業トレーダーになったばかりで、生活がかかっている
これらの状況で損失を出すと、精神的な負担は非常に大きくなります。また、損失を取り戻そうとする焦りから、さらに感情的なトレードを繰り返してしまう悪循環に陥る可能性があります。
たとえ上記のような状況に当てはまらなくても、損失が続くと「早く取り戻したい」という感情が芽生え、冷静な判断ができなくなることも多いです。
感情のコントロールができる人、または感情的にならないための対策を講じることができる人は、FX・投資に向いていると言えるでしょう。しかし、感情をコントロールできるだけでは勝てるわけではありません。次に説明する「欲望」のコントロールも重要です。
欲望のコントロールができない
欲望のコントロールができないと、以下のような破滅的な結果を招く可能性があります。
- 一発逆転を狙った、無謀なトレードをしてしまう
- 資産を急激に増やそうとして、過剰なリスクを取ってしまう
これらは、ハイリスクなギャンブルトレードへとつながり、安定した利益を上げることは難しくなります。
欲望は、連勝した時や利益を確定しようとした時にも生まれます。例えば、10万円の資金でレバレッジ10倍の取引を行い、11万円に増えたとします。この時、「レバレッジを20倍にしていれば12万円になっていたのに」「レバレッジ100倍なら20万円になっていたのに」と、勝ち負けの金額を計算し始めると、欲望はどんどん膨らんでいきます。
そして、「いかに大きく利益を得るか」という思考に陥り、安全な資産運用とはかけ離れた、ギャンブル的なトレードスタイルになってしまうのです。
欲望が膨らむと、常にチャートに張り付き、値動きが気になって仕方なくなります。さらに、10万円が20万円になっても満足できず、次は20万円を40万円に、40万円を80万円に…と、終わりなき欲望の連鎖に陥ります。このような考え方でトレードを続けていれば、いつか必ず市場から退場することになるでしょう。
そして、欲望が生まれると、自然とレバレッジも高くなっていきます。最初は低レバレッジで慎重に取引をしていたとしても、感情や欲望のコントロールができなくなると、簡単にレバレッジを変更してしまうのです。
本来、「勝てる人」の最も重要な特徴は「レバレッジを使わない」ことかもしれません。しかし、レバレッジを使っていても勝てる人はいます。それは、感情と欲望を完璧にコントロールできる人です。人間が自分の手で取引を行う以上、ロボットのように感情や欲望を完全に排除することは難しいでしょう。
関連:通貨単位ごとのレバレッジを徹底解説!1通貨~1万通貨で必要な証拠金の違い
レバレッジをコントロールできない
人によっては、「レバレッジのコントロール」が最も重要な要素かもしれません。レバレッジを適切に管理できないと、以下のような悲惨な結果を招く可能性があります。
- わずかな価格変動で強制ロスカットされてしまう
- 短期間で資金が増えたことを、自分の実力だと勘違いしてしまう
レバレッジとは、少ない資金でも大きな金額の取引ができる仕組みです。例えば、10万円の資金で100万円分の取引をしたい場合、レバレッジを10倍に設定すれば、それが可能になります。
メリットは、大きな投資をする際に、必要な資金を全額用意しなくても、レバレッジで補えることです。デメリットは、元手以上の取引が可能になるため、強制ロスカットのリスクが高くなることです。
一度強制ロスカットを経験すると、感情や欲望のコントロールがさらに難しくなります。「レバレッジが高いと取引の難易度が下がる」と考える人もいますが、それは間違いです。資金管理を徹底しない限り、レバレッジを高く設定するほど、取引の難易度は上がります。
また、レバレッジの難易度は、取引する通貨ペアによっても変わります。例えば、ドル円にレバレッジ10倍をかけるのと、ポンド円にレバレッジ10倍をかけるのとでは、ボラティリティ(価格変動率)の高いポンド円の方が、リスクが高く、難易度も上がります。
通貨によっては、1日で50%以上の価格変動が起こることもあります。つまり、レバレッジを2倍に設定していても、1日で強制ロスカットになる可能性があるのです。
例えば、10万円の運用資金を用意し、そのうちの1万円を入金してレバレッジをかけた取引を行い、強制ロスカットになっても残り9万円が手元にある状態であれば、資金管理ができていると言えます。しかし、この方法では、たとえ月利100%を達成し、口座残高が2倍になったとしても、利益はわずか1万円です。
月利100%を達成するためには、大きなリスクを取る必要があります。そして、その結果、1万円の利益を得るか、0円になるか、どちらの結果になっても不思議ではないリスクを負うことになります。
勝っても負けても、冷静さを保ち、感情的にならずにトレードを続けられるのであれば問題ありません。しかし、感情的になってレバレッジを大きくしてしまうと、それはもはやギャンブルトレードです。用意した10万円を全て失ってしまう可能性も十分にあります。
FXや投資で負ける主な原因は、レバレッジと資金管理の失敗にあると言えるでしょう。システムトレードを用いて勝率や最大ドローダウンを計算し、資金管理とレバレッジを適切に設定して運用するのであれば問題ありません。しかし、それ以外の場合は、ギャンブルトレードになってしまう可能性が高いです。
資金管理ができない
前述のように、10万円の運用資金を用意し、そのうちの1万円を入金してレバレッジをかけた取引を行い、強制ロスカットになっても残り9万円が手元にある状態にするなどの資金管理は非常に重要です。
資金管理を徹底することで、ギャンブルトレードを防ぐことにもつながります。しかし、10万円を用意して1万円を入金し、1ヶ月で資金を2倍の2万円にしたとしても、それは大きなリスクを取った結果であることを忘れてはいけません。
0円になるか、1万円の利益を得るか、どちらの結果になっても不思議ではないリスクを負っているのです。たとえ勝率60%で資金を2倍にできる手法があったとしても、5回連続で成功する確率は、わずか7.78%です。
具体的に、1万円を勝率60%で2倍にする場合、その確率は以下のようになります。
1万円→2万円(60%)、2万円→4万円(36%)、4万円→8万円(21.6%)、8万円→16万円(約12.96%)、16万円→32万円(約7.78%)
1万円を2万円にする確率は60%ですが、2回目の2万円を4万円にする確率は36%に低下します。この時点で、損失を出す確率の方が高くなっているのです。つまり、いくら優位性の高いポイントでレバレッジをかけてリスクを取ったとしても、1回目は成功しても、2回連続の成功確率は36%になり、3回目、4回目と回数を重ねるごとに、0円になる確率が上昇していきます。
ここで重要となるのが資金管理です。
例えば、1回目に2倍になったら元本だけを残して出金し、再度60%の確率に賭ける。2倍にならなかったら、最初に2倍になった時の1万円を入金して再び2倍に賭ける、といったように、資金管理を徹底することで、勝率60%で2倍にするトレードで生き残れる確率を高めることができます。
このような資金管理ができている人は、FXで安定して利益を上げていると言えるでしょう。
ギャンブル依存症ではない
ギャンブル依存症とは、簡単に言えば、「感情のコントロール」「欲望のコントロール」「レバレッジのコントロール」といった、投資で勝つために必要な自己管理能力が著しく低下している状態です。
自分自身をコントロールできないのであれば、FXや投資から距離を置くことをおすすめします。システムトレードであれば、自分の意思とは関係なく自動で取引が行われるため、自己管理が苦手な人には有効な手段と言えるでしょう。
勝てるFX・投資の手法がある
ここまで、FX・投資におけるメンタル面について解説してきましたが、当然ながら、勝てる手法がなければ利益を上げることはできません。
勝てる手法を手に入れるためには、以下のような方法があります。
- チャートを徹底的に検証する
- デモ口座で練習を重ねる
- 勝てるトレーダーから学ぶ
- 市販されている手法を購入する
まずは、自分でチャートを検証し、デモ口座で練習を重ねることが重要です。また、周りに勝てるトレーダーがいるなら、その人に教えてもらうのも良いでしょう。ただし、勝てるトレーダーが身近にいるケースは稀です。
勝てる手法は、書籍や情報商材、オンラインサロンなど、様々な形で販売されています。ただし、中には偽物の手法も多く出回っているため、本物と偽物を見極めることが重要です。TwitterなどのSNSで口コミを調べたり、信頼できる情報源から情報を得たりして、慎重に検討しましょう。
また、「勝てる」と言っても、10万円を億単位に増やせるような夢のような手法は存在しないと認識しておくことも大切です。さらに、過去に勝てた手法であっても、将来も勝ち続けられる保証はどこにもないことを理解しておきましょう。
裁量トレードをやめるという選択
これまで紹介してきた「投資で勝てる人の5つの特徴」を、根本的に解決する方法が「裁量トレードをやめる」ことです。
裁量トレードとは、自分の判断で売買を行う取引方法です。裁量トレードを行わないということは、感情、欲望、レバレッジ、資金管理のコントロールをする必要がなくなるため、これらの管理が苦手な人にとって、最も効果的な解決策と言えます。
さらに、自分で勝てる手法を探す必要もありません。長い間FXなどの投資を続けてきたけれど、裁量トレードではどうしても感情的になってしまったり、欲望に負けてハイレバレッジな取引をしてしまったりして、損失を繰り返してきた…という方は、裁量トレードから足を洗うことを検討してみてはいかがでしょうか。
自動売買であれば、人間の感情や欲望に左右されることなく、機械的に取引を行うことができます。自動売買とは、システムトレードやEA(Expert Advisor)と呼ばれる、MT4などのプラットフォーム上で自動的に売買を行ってくれるプログラムのことです。
関連リンク:https://www.metatrader4.com/ja
自動売買システムには、勝てるEAもあれば、勝てないEAもあります。そのため、EAの良し悪しを見極める力は必要です。しかし、感情、欲望、レバレッジのコントロールが苦手な人にとって、EAを使って資金管理を行うことは、有効な選択肢と言えるでしょう。
EAには、複利機能が搭載されているものもあります。複利機能とは、利益を元本に組み入れて運用することで、利益を雪だるま式に増やしていく仕組みです。少ない資金を短期間で増やしたい、裁量トレードで短期トレードをしていた時の感覚に近い運用がしたい、という方は、複利機能付きのEAを試してみるのも良いでしょう。
ただし、複利運用は、大きな利益を狙える反面、損失も大きくなるということを忘れてはいけません。資金管理を徹底し、リスクを十分に理解した上で運用することが重要です。例えば、投資資金が50万円であれば、そのうちの5万円を使って複利運用を行い、口座残高が0円になっても、再度5万円を入金して、トータルでプラスになるように運用していく必要があります。
※投資資金が50万円だからといって、全額を複利運用に回してはいけません。失敗した時に、全財産を失うリスクがあります。
EAには様々な特徴があります。興味がある方は、「自動売買 販売」などで検索して、販売されているEAを探してみると良いでしょう。
9割以上が負けていると言われるFXの世界で勝つためには、感情、欲望、レバレッジをコントロールし、コツコツと資産運用していくことが不可欠です。
勝てる人は、毎回の取引で勝っても負けても、感情的にならず、欲望に振り回されず、淡々とトレードを続けることができます。しかし、少しでもメンタルが影響して負けてしまうようなら、自動売買に切り替えるか、ドルコスト平均法を使って少しずつ積み立てていくことをおすすめします。
個人投資家が感情と欲望を抑えて取引するためには、できるだけ低リスクで運用する必要があります。また、運用資金は多い方が、リスクを抑えた取引が可能です。例えば、運用額が10万円で年利30%なら利益は3万円ですが、1000万円なら利益は300万円になります。10万円の運用で300万円の利益を出そうとすると、年利3000%を達成しなければならず、これは現実的ではなく、非常に高いリスクを伴います。
そのため、ある程度の運用資金を準備することは重要ですが、投資の経験を積む段階では、少ない資金で始めることをおすすめします。投資の本質を理解し、運用資金が準備できたら、「レバレッジをかけない」ことを前提に、ドルコスト平均法で少しずつ積み立てていきましょう。FXの場合は、「自動売買 販売」で検索し、自動売買で検証された勝てる手法のシステム(EA)を使って、低リスクで運用してみましょう。
少しリスクを取る場合は、資金管理を徹底し、例えば50万円の運用資金なら、そのうちの5万円で複利運用を行い、2倍の利益が出たら出金し、損失が出たら再度5万円を入金するなど、計画的に運用することが重要です。
まとめ
この記事では、FX・投資で勝てる人と勝てない人の違いを、以下の順番で解説してきました。
- ①感情のコントロールができない
- ②欲望のコントロールができない
- ③レバレッジのコントロールができない
- ④資金管理ができない
- ⑤ギャンブル依存症ではない
- ⑥勝てるFX・投資の手法がある
自分自身をコントロールすることは、決して簡単なことではありません。しかし、毎回の取引で一喜一憂したり、お金を増やすことだけを目的にしたりするのではなく、投資の本質を理解し、長期的な視点で資産運用に取り組むことが、最終的に「勝てる人」へと近づくための最善の道と言えるでしょう。
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