口座残高と取引数量から実効レバレッジを計算します。25倍で建てられる最大数量、1円・1%の値動きで口座の何%が増減するか、目標の倍率から取引数量を逆算する計算もできます。
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FXマージン(証拠金)計算機|必要証拠金・証拠金維持率・ロスカットの目安
- 公開日:2025/3/1
- 最終更新日:
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FXの必要証拠金(マージン)と証拠金維持率を、通貨ペア・レート・取引数量・レバレッジから計算するツールです。口座の有効証拠金を入れると、ロスカットまでに耐えられる損失・値幅と目安のレートも分かります。1,000通貨などの少額取引で、取引前に必要証拠金やスプレッドを確認する順番はFX少額取引の注意点で整理しています。
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FXのマージン(証拠金)とは
FXのマージンは、ポジションを持つために口座に預けておく担保のお金で、日本では「証拠金」と呼びます。取引金額の全額を用意しなくても、その一部を証拠金として預ければ取引できる仕組みがレバレッジです。
- 必要証拠金: ポジションを持つのに最低限必要な証拠金。取引金額 ÷ レバレッジ。
- 有効証拠金: 口座残高に、持っているポジションの評価損益を足し引きした金額。
- 証拠金維持率: 有効証拠金が必要証拠金の何%あるか。数字が小さいほどロスカットに近い状態です。
計算式と計算例
取引金額(円)= レート × 取引数量 × 決済通貨の円換算レート
必要証拠金 = 取引金額 ÷ レバレッジ
証拠金維持率(%)= 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100
米ドル/円が150円のとき1万通貨を取引すると、取引金額は 150円 × 10,000通貨 = 1,500,000円。レバレッジ25倍なら必要証拠金は 1,500,000円 ÷ 25 = 60,000円(取引金額の4%)です。有効証拠金が30万円なら、証拠金維持率は 300,000円 ÷ 60,000円 × 100 = 500% になります。
円を含まない通貨ペアは、決済通貨を円に直します。ユーロ/米ドルが1.10、米ドル/円が150円なら、1万通貨の取引金額は 1.10 × 10,000 × 150円 = 1,650,000円、25倍の必要証拠金は 66,000円です。
証拠金維持率100%とは
証拠金維持率100%は、有効証拠金と必要証拠金が同じ額の状態です。上の例(必要証拠金60,000円)なら、有効証拠金が60,000円まで減ったときにあたります。維持率100%でロスカットになる会社では、この時点でポジションが自動的に決済されます。
ロスカットまでの値幅と目安レート
ロスカットまでに耐えられる損失 = 有効証拠金 − 必要証拠金 × ロスカットになる維持率
上の例で、ロスカットになる維持率が100%なら 300,000円 − 60,000円 = 240,000円 の損失まで耐えられます。1万通貨の米ドル/円は1pipsで100円なので、値幅は 240,000円 ÷ 100円 = 2,400pips(24円)。買いなら 126円、売りなら 174円 がロスカットの目安です。ロスカットの水準が50%の会社なら、耐えられる損失は270,000円、値幅は2,700pipsになり、買いの目安は123円です。
レバレッジ25倍・ロスカット水準100%・米ドル/円150円の場合、今の証拠金維持率と耐えられる値動きの関係は次のとおりです。
| 証拠金維持率 | 耐えられる値動き(レート比) | 米ドル/円150円なら |
|---|---|---|
| 200% | 4% | 6円 |
| 300% | 8% | 12円 |
| 500% | 16% | 24円 |
| 1000% | 36% | 54円 |
耐えられる値動きの割合は「(維持率 − ロスカットになる維持率)÷ レバレッジ」で求められます。維持率が低いほど、小さな値動きでロスカットに届きます。
この目安レートは、必要証拠金を今の額で固定した計算です。多くの会社では必要証拠金がレートに合わせて見直されるため、実際のロスカットレートは少しずれます。必要証拠金もレートに合わせて変わるとすると、上の例の買いは125円、売りは約173.08円です(ツールの結果欄にも表示します)。
ロスカットと追証の違い
ロスカットは、証拠金維持率が会社の決めた水準を下回ったときに、ポジションが自動的に決済される仕組みです。追証(追加証拠金)は、決められた時刻の維持率が基準を下回ったときに、追加の入金を求められる仕組みです。追証のない「ロスカットのみ」の会社もあれば、両方がある会社もあり、ロスカットになる維持率も会社ごとに違います。取引する会社の水準を確認して、ツールの「ロスカットになる証拠金維持率」に入れてください。
証拠金維持率が何%なら危険かに決まった答えはありませんが、上の表のように「あと何円動いたらロスカットか」に直すと、ポジションの大きさを考えやすくなります。証拠金維持率の考え方は証拠金維持率の解説、ロスカットのレートの求め方はロスカットレートの解説も参考にしてください。
レバレッジ計算機との違い
このツールは「この数量を持つのに必要な証拠金と、ロスカットまでの余裕」を計算します。口座残高に対して何倍の取引をしているか(実効レバレッジ)や、残高から持てる最大の数量を知りたいときはFXレバレッジ計算機を使ってください。
よくある質問
- 国内のFXのレバレッジは最大何倍ですか?
- 国内の個人のFX取引は最大25倍で、必要証拠金は取引金額の4%以上です。法人口座などは条件が違います。
- 必要証拠金はレートが動くと変わりますか?
- 取引金額はレートで決まるため、多くの会社で必要証拠金もレートに合わせて見直されます。見直すタイミングは会社によって違います。
- 有効証拠金には何が含まれますか?
- 口座残高に、持っているポジションの評価損益(未決済のスワップポイントを含める会社もあります)を足し引きした金額です。このツールは入力した1つのポジションだけで計算します。
この計算ツールは、必要証拠金と証拠金維持率の関係を確認するための目安です。実際の必要証拠金・ロスカットのレートは、約定したレート・スプレッド・スワップポイント・手数料・必要証拠金の見直し方・ロスカットの水準など各FX会社の条件で変わります。取引の前に、ご利用のFX会社の取引画面や公式情報で確認してください。



